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介護支援ネットの集い
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ふくしチャンネルレポート

第5回 介護支援ネットの集い パート3
職種間のバリアフリーをめざすコツ
<利用者用>
訪問予定日やアドバイスを書いて渡します。
<ケアマネジャー用>
病状の変化や摂食など、細かな項目に分かれています。

 介護保険という制度ができたのですから、医者も看護師もケアマネジャーもヘルパーも連携を保つ、横の連絡をとってほしいとずっと考えてます。
そこで私は、医師会のつくった「居宅療養管理指導書」というものを利用してます。黄色い方は、あなたの主治医は私ですよ、今月はこういう部分に気をつけましょうとか書いて、家族に渡す。青い方はケアマネジャーに。ただ、ケアマネジャーを知っていれば…ですよ。私が知っているのは60名中3名くらいですから「ケアマネジャーが見えたら、この青い方を渡しといて。私の方が注意したいことはこういうことやから」と家族に預けることがあります。

 私から言えば、ケアマネジャーは何で医者に連絡をとってくれんのかな?何でケースカンファレンスをやってくれんのかな?って思っておるんですよ。意見書の最後のところに特記事項があるので、「認定の結果とケアプランについてはぜひ連絡してほしい」と書きます。けれども、はっきりと返事がきたのはごくわずか。返事をくれたケマネジャーはその後もピシ〜ッと連絡してくれる。一生懸命やっているけれども、返事くれへんケアマネもいる。
それは何でかなぁ?と考えると、やっぱり医者の敷居が高いと仰った方がいました。これも、そんなに敷居を高く感じさせた医者が絶対に悪い。
アポイントをとるのが難しいとも言いますけど、電話一本で済むことです。都合のいい時に知らせてほしいと言うて、ご自身の電話番号を教えておけばよっぽど忘れんかったら返事をくれるでしょう。私みたいに話が好きなのは「いつでもええからおいで〜」言うて、診察時間を忘れてしゃべって、カミサンに怒られることがありますけど(笑)

 それから、主治医は在宅医療をやっている医者をできるだけ利用なさったらいいと思います。自宅に行って患者さんの枕下で診ようとしている医者ですから、少なくとも連絡はとりやすいと思いますよ。
あまり言うたら怒られるかもしれんけど、主治医の意見書もふだん腹を壊した時に行く、風邪をひいた時に行くような近くの医者に書いてもらった方がええんちゃうかな?大きな病院ほど科目が分かれていて、専門的なことに関しては細かく書いてくれるけど、ちょっとしたこと、例えば「少しぼやけるねん」とか「物忘れをよくすんねん」とかをトータルに書いてくれるのは、小さな病院の医者なんです。介護認定審査会で意見書になっとらんなぁと思う多くは、大病院の医者なんですよ。

 本当にお互いが連絡し、お互いの考えていることを知り合うきっかけというのを、もう少しもてればいい、“職種間のバリアフリー”を考えていきたいなと思います。
医療は福祉の一部分なんです。医学は医療のための土台みたいなもんです。医学という土台の上に医療という直接人に関わる部分がある。現実に我々が相手にしているのは人なんです。その人がどんな能力を持って、どういう質の生活をしていくかということを考えていくことが福祉。
福祉というのは人間のありようです。別々のものでは決してない。
みんな福祉の中にあるんやということを、もう一遍頭の中に入れておいてほしいと思います。

研修の後は…交流会で心もリフレッシュ!
  研修会終了後は、親睦を深めるための交流会が開かれました。
仕事のことは一時忘れて、スッキリとした表情で会話と食事を楽しむ参加者たち。ところが、協賛企業2社のプレゼンテーションが始まると、みなさん一気に仕事モードに切り替わり、より良い介護を探求するプロとしての意識の高さがここでも表れたように感じられました。
 その後はお待ちかねのビンゴ大会。「武ちゃん」の司会で大爆笑のなか進行していきます。残った景品は、ジャンケン大会で争奪。心とお腹を満たすことのできた3時間でした。
協賛企業「池田模範堂」のPRタイム。
ポータブルトイレの“ナーセントトイレ”をもっとよい製品にするべく、現場で使うプロからの意見も求めていました。

 

 

同「福祉用具研究会」は、歩くだけで足のトラブルケアができる室内履き“クロサルファ”を紹介。
早速、履き心地を試しています。
     
「やった〜ビンゴ!!」
武ちゃんの絶妙なトークでビンゴ大会は大盛り上がりでした。

 


いつもはネット上で集っている仲間ですが、顔を合わせるのは約1年ぶり。
飲んで、食べて、語って
、笑って、日頃のストレスを発散できたようです。

 
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